けんしん大学について
はじめに
「けんしん大学」は、お客さまと当組合職員が肩を並べて授業に参加することで、お客さまが抱える日常の経営課題を、一緒になって解決していくための“学びの場”“交流の場”を設けることを目的としています。
講師陣は、それぞれの分野に長けた身近な専門家の方々に務めていただきますので、長期的にアドバイスをいただける良き相談相手としての関係性をも築けるものと考えています。さらに、私どもの職員も、業務にあたりお客さまの立場に立って、お役に立てることを第一義に考えていますので、本大学上においては相席にて授業に参加させていただきます。
この「けんしん大学」を当組合、お客さま、職員、そして専門家の方々が情報を共有し、新しい価値を共に創り出せる場にしていきたいと考えています。
目的
この大学は、大分県信用組合((以下、「当組合」という。)の職員並びに当組合の組合員及び取引先等(以下、「組合員等」という。)を対象とし、急速に変化する外部環境への適応力を養うために、行政、一般大学、産業支援機関及び各種専門家等(以下、「公的支援機関等」という。)の協力と連携のもとに企業内大学を設置し、「学びの場」「交流の場」を形成することで相互研鑽を図り、価値共創を通じて、当組合職員のコンサルティング能力の向上を図るとともに組合員等並びに地域経済の発展に資することを目的とし設立します。
運営体制
大学の運営体制は、理事長、学長、副学長および評議員をもって構成します。
なお、講師については、各種専門家をはじめ、地元の公的支援機関や大学教授を中心に依頼する予定としています。
重点分野
グローバル化と規制緩和の進展にともなう企業間競争の激化によって、企業及び事業の再編成が急速に進む中で、質の高いマネジメント、戦略的マーケティング、効果的なITの活用等による経営改革が進行しています。
そのような現代企業に関連して事業経営、ヒト・モノ・カネ・情報の管理、そして企業に直面した様々な問題の中でも、特にクローズアップされる5つの分野を重点分野とし、多角的な視点で学習し解決へと導くことを目指します。
授業の概要
- (1)学習年度
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学習年度は1年間とし、次の2学期に分け、学期ごとに定めた授業を実施します。
第1学期: 4月1日から9月30日まで
第2学期: 10月1日から翌年3月31日まで - (2)授業の種類および講座数
- 授業の種類は、重点5分野を中心に、原則として1学期間で最大5種類10講座程度とします。
- (3)受講対象者
- 受講を希望する方は誰でも参加できます。(定員50名:事前届出制)
- (4)受講料
- 原則として無料